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足かけ10年の歴史に幕 [偽善者の日記]

 台風14号が過ぎ去り、第49回となる幼稚園の運動会は開催された。我が家の末娘の年長の運動会はコロナ禍の影響で年長だけでの実施となった。
 時間は午前中だけ。お弁当もなく荷物も少な目。人数は例年の1/3。席取りの順番が88番と後ろから数えられる番号だったこともあり、早朝の席取りにも参加しなかった。その分遅めの起床になってバタバタの登園は、過去が活かされない私のあるあるである。
 誕生日が近いということで選手宣誓に選ばれた娘。元気はいっぱい、言葉は棒読みの壇上の娘に胸が熱くなるお父さんあるある。
 障害物競走は練習では何度も1位をとっていたらしく、自信満々に1位になると宣言しながら娘は登園したけれど、気持ちが競りすぎてスタート早々に大コケ。それでもすぐ立ち上がり最後まで走り抜ける姿にまた胸を熱くした。
 全員リレーは、本格的なフォームで走る子がいると思えば、先生の付き添いがなければ走れない子、後ろを気にしすぎてコースを大きくはずれる子もいて、順位は常に入れ替わる。みんながそれぞれに一生懸命に目の前を走り抜けていく様は、自分の子が出ているいないに関わらず、毎年感動。彼女、彼らを羨ましくも誇らしく思う。

 雨の中のプログラムもあったけれど、途中から雲は流れ去り青空が広がった。

 例年なら全園児と親御さんが芋荒い状態でおどる最後のプログラム。「にんげんっていいな」に合わせて妻とおどる娘の姿に祭りの終わりを一人感じる辛気臭い私。
 長女の年少での参加から足かけ10年、毎年参加し続けた幼稚園の運動会も今日で幕を閉じた。昼食の席で「親子競技の時、お父さん一人だけめっちゃ笑顔で走ってたよ」と次女が話した。
 そうだろうそうだろう。

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