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少女の孤独が物語の扉を開く [偽善者の日記]


ジャーニー 女の子とまほうのマーカー (講談社の翻訳絵本)



クエスト にじいろの地図のなぞ (講談社の翻訳絵本)



リターン 洞くつ壁画のまほう (講談社の翻訳絵本)



3冊とも作中に一切言葉がない。絵だけで進む物語の中に各話を跨ぐ伏線まで敷かれている。おもしろい。本当におもしろい。3冊並べて、それぞれの話のどの絵が他の話のどこに繋がっているのかを探して、往きつ戻りつ追ってしまった。
3冊それぞれの最後のページの絵が、この物語で伝えたいのは冒険のワクワクではないんじゃないかと思わせる。3冊目の終わり、光溢れる町並みに揚がる赤い凧だけを描ける作者のストリーテラーぶりを、誰かと共有したくて久しぶりにブログを更新してしまった。


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