大人の流儀 熱々カレー編 [・・・なこと]
土鍋の中でグツグツと煮立った状態で運ばれてくる『Hot Spoon』のカレーが好きだ。
まずレジでカレーを選び会計を済ませる。お釣りとともに「水とエプロンをお持ちになって空いている席にどうぞ」と店員から説明がある。
水だけを持って席に移動すると、近くのテーブルを片付けていた店員が気づき「お客様、エプロンはご入り用ですか」と笑顔で声を掛けてくる。店員の教育が行き届いている店なのだ。「大丈夫、結構です」と返し店内を見回す。自分以外にエプロンを付けていないのは一人だけだ。
しばらくしてカレーが運ばれてくる。ライスとカレーをテーブルに並べた店員が声を掛けてくる。
「お客様、エプロンを・・・」
「大丈夫、ありがとう」かぶせるように返答する。
だって、僕ちゃんはお子ちゃまじゃないから食べこぼしたりしないんだよ。
今日は野菜カレー。基本の牛すじカレーにジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーがごろっと入った私の中の定番メニュー。テーブルに置いてある福神漬けをたっぷりとライスの脇に盛り、土鍋からカレーを移し熱々を食べる。
旨いなぁ。
続けて大きな塊のニンジンを口に運ぶ。
あっ!
スプーンより大きなニンジンは口に到達する手前で転がり落ち、ネクタイをかすめ太股に明らかなカレー痕を残し床を転がった。
紙ナプキンを濡らし、ネクタイとズボンを叩き応急処置。更にテーブルの下でこの世の無常を表すニンジンを紙ナプキンに包んで片付ける。落ち着きを取り戻し顔を上げると店員の一人が何気ない素振りで目を伏せた。
まずレジでカレーを選び会計を済ませる。お釣りとともに「水とエプロンをお持ちになって空いている席にどうぞ」と店員から説明がある。
水だけを持って席に移動すると、近くのテーブルを片付けていた店員が気づき「お客様、エプロンはご入り用ですか」と笑顔で声を掛けてくる。店員の教育が行き届いている店なのだ。「大丈夫、結構です」と返し店内を見回す。自分以外にエプロンを付けていないのは一人だけだ。
しばらくしてカレーが運ばれてくる。ライスとカレーをテーブルに並べた店員が声を掛けてくる。
「お客様、エプロンを・・・」
「大丈夫、ありがとう」かぶせるように返答する。
だって、僕ちゃんはお子ちゃまじゃないから食べこぼしたりしないんだよ。
今日は野菜カレー。基本の牛すじカレーにジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーがごろっと入った私の中の定番メニュー。テーブルに置いてある福神漬けをたっぷりとライスの脇に盛り、土鍋からカレーを移し熱々を食べる。
旨いなぁ。
続けて大きな塊のニンジンを口に運ぶ。
あっ!
スプーンより大きなニンジンは口に到達する手前で転がり落ち、ネクタイをかすめ太股に明らかなカレー痕を残し床を転がった。
紙ナプキンを濡らし、ネクタイとズボンを叩き応急処置。更にテーブルの下でこの世の無常を表すニンジンを紙ナプキンに包んで片付ける。落ち着きを取り戻し顔を上げると店員の一人が何気ない素振りで目を伏せた。
2016-03-01 22:15
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コメント(4)
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そして次回からは、
店「お客様、エプロンは?」
パ「いえ結構」と言ってからおもむろにマイエプロンを装着するようになったんだよね!?
by もっきー (2016-03-02 09:54)
>もっきー さん
僕ちゃんは日々進化しているのでもうニンジンは落とさないのです。
by パキ (2016-03-05 22:03)
そうか、マイエプロンという手があるのですね。
by nyan (2016-03-10 23:30)
>nyan さん
エコですか?
それともお子ちゃまにしか見えない、あのエプロンへの抵抗ですか?
by パキ (2016-03-13 23:40)